小泉八雲没後120年記念――『黒い蜻蛉――小説 小泉八雲――』発売へ

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2024年8月30日、株式会社佼成出版社は、特別な節目にふさわしい新刊『黒い蜻蛉――小説 小泉八雲――』を発刊します。この小説は、小泉八雲として知られるラフカディオ・ハーンの生涯を描いた伝記的作品で、アイルランドの作家ジーン・パスリーによって執筆され、翻訳家の小宮由が日本語に訳しています。

今年は、小泉八雲の代表作『怪談』が出版されてから120年、さらに彼の没後120年という重要なメモリアル・イヤーにあたります。八雲は、日本の怪談文学を世界に広めた偉大な作家であり、特に「雪女」や「耳なし芳一」などの作品で知られています。そんな八雲の生涯を、日本初の邦訳小説として詳しく描いたのが『黒い蜻蛉』です。

小説は、幼少期にアイルランドで感じたコンプレックスと孤独を抱えたラフカディオ・ハーンが、日本と出会い、その後の人生を大きく変えていく過程を描いています。彼が横浜から松江への旅を経て、武家の娘であるセツと結婚し、息子が生まれるまでのエピソードが生き生きと描かれています。また、日本への帰化や富士山への登頂など、八雲がどのようにして「日本人よりも日本を愛する男」となったのか、その歩みを鮮やかに映し出しています。

本書の特徴として、単なる伝記ではなく、現代の読者に「生きるとは何か」という深い問いを投げかける作品であることが挙げられます。この作品は、小泉八雲のひ孫である小泉凡氏からも推薦されており、八雲の姿を通して、現代人が抱える悩みや葛藤に対する示唆を提供しています。

『黒い蜻蛉――小説 小泉八雲――』は、全国の書店やインターネット書店で購入可能です。この機会に、八雲の世界に触れてみてはいかがでしょうか。

詳細については、こちらからご覧いただけます。

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