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山陰地方初!出雲・米子空港連絡バスでクレカタッチ決済導入へ
2025年2月9日 | ペンライト
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2025年3月1日より、島根県と鳥取県を結ぶ「出雲縁結び空港連絡バス」および「米子鬼太郎空港連絡バス(JR松江駅方面)」で、クレジットカードやデビットカードのタッチ決済が利用可能になります。
タッチ決済導入の背景
今回のタッチ決済導入は、訪日外国人観光客や地元住民の利便性向上を目的としています。従来、バスを利用する際には事前に切符を購入する必要がありましたが、新システムの導入により、専用リーダーにカードやスマートフォンをかざすだけで簡単に乗車できるようになります。
対象路線と決済方法
タッチ決済が導入されるのは以下の2つの空港連絡バスです:
- 出雲縁結び空港連絡バス
- 米子鬼太郎空港連絡バス(JR松江駅方面)
※米子鬼太郎空港連絡バス(JR米子駅方面)ではタッチ決済による交通乗車サービスをご利用いただけませんのでご注意ください。
決済対応ブランドはVisa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯などが含まれ、Mastercardは後日追加予定です。
利用方法と設置場所
タッチ決済対応のクレジットカード、デビットカード、プリペイドカード、またはそれらを設定したスマートフォンを利用可能です。乗車時および降車時に、バス内の専用リーダーにタッチするだけで決済が完了します。リーダーは運賃箱付近に設置されます。
決済履歴の確認方法
利用者は、QUADRACの「Q-move」サイトでタッチ決済の履歴を確認できます。マイページへの会員登録を行うことで、利用履歴の詳細を閲覧できる仕組みです。
stera transitとは?
今回のシステムは、三井住友カードが開発した決済プラットフォーム「stera transit」を活用しています。これは、国際ブランドの非接触決済と連携した公共交通機関向けソリューションであり、キャッシュレス決済の普及を促進するものです。
また、MaaS(Mobility as a Service)やスマートシティの認証基盤としても活用され、今後全国各地への導入が進められる予定です。
今後の展開と期待
山陰地方のバスにおいてタッチ決済を導入するのは今回が初めてとなります。この取り組みにより、以下のような効果が期待されます:
- 観光客や地元住民の利便性向上
- バス乗車のスムーズ化と待ち時間の短縮
- インバウンド対応の強化
- キャッシュレス決済の普及促進
- 感染症対策としての非接触決済推進
今後は、空港連絡バス以外の地域交通への拡大も期待されており、さらなるキャッシュレス化が進むことで、より快適な移動環境が実現することが予想されます。