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松江市の新たなPRキャラクター愛称が「おまっちぇ」に決定
2025年7月15日 | ペンライト
島根県松江市は7月15日、2025年度から本格的に活用される市のPRキャラクターの愛称が「おまっちぇ」に決定したと発表した。市が実施した一般公募には全国から1,483人、2,681作品の応募があり、最終選考を経て採用作品が選ばれた。
応募作品の中から市民らの投票で決定
公募期間は4月25日から5月25日までで、インターネットや郵送を通じて全国から多くの提案が寄せられた。選考にあたっては、松江の伝統文化である茶の湯にちなんだ名称であること、語感の親しみやすさ、地域性が評価された。「おまっちぇ」は「お待ちしています」の意味を持ち、地元の方言とも響き合うことから高く評価された。
採用者は松江市在住の佐藤祐子さん
採用された愛称の応募者は松江市在住の佐藤祐子さんで、市は今後感謝状と記念品を贈呈する予定。名称の中には「ま・つ・え」の三文字が隠されており、審査員からは「市名が自然に組み込まれている工夫も見事」との評価があった。
キャラクターのプロフィールと今後の展開
PRキャラクターは宍道湖をモチーフにしたデザインで、制作はイラストレーターのえちがわのりゆき氏が担当。出身地は宍道湖、誕生日は松江市が合併して誕生した3月31日。性格は穏やかで「しみじみ」するのが日課という設定が付与されている。
今後は市報やテレビCM、ラジオ番組、デジタルサイネージなどに登場し、市内外に向けて松江市の魅力発信に活用される予定。8月からは市内業者および市民を対象に、申請制でキャラクターのデザイン利用が無償で認められる。2025年10月には着ぐるみが初披露される予定で、ふるさと納税返礼品への活用も検討されている。
