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一畑電車体験運転が返礼品化
2025-09-02 | ペンライト
松江市はふるさと納税の返礼品として、一畑電車株式会社が提供する運転体験プランを新たに追加した。地域への誘客促進や観光資源の活用を目的としたもので、鉄道を愛好する人々に特別な機会を提供する。
体験プランの内容
今回の返礼品には3種類の体験プランが含まれる。1つ目は営業用車両を使用し検車線で運転する「プレミアム体験運転」、2つ目は松江しんじ湖温泉駅の構内を転線しながら運転する「こだわり体験運転」、3つ目は映画に登場した希少車両デハニ50形を使った「デハニ50形体験運転」である。いずれの体験も安全対策を徹底し、専門職員の指導のもとで行われる。
実施日程と会場
開催は2025年10月25日と2026年3月28日の2回で、各回の定員は4名に限定される。会場は出雲市の雲州平田駅と松江市の松江しんじ湖温泉駅で、午後から深夜にかけて実施される。体験後には一畑電車フリー乗車券が提供され、観光にも活用できる。
参加条件と注意点
対象は18歳以上で、高校生は参加できない。参加者には1名のみ同伴者を認めるが、同伴者は運転体験には参加できず、現地で同伴料を支払う必要がある。車両の指定は不可であり、寄附申込後のキャンセルも原則できない。安全確保のため、終電後の線路封鎖や自動ブレーキ装置の装着、複数職員の同行が義務付けられている。
申込方法と寄附額
寄附額は1件につき40万円で、申込は「ふるさとチョイス」や「楽天ふるさと納税」の専用ページから可能である。第1回は2025年10月10日まで、第2回は2026年3月13日までが申込期限だが、いずれも先着順で定員に達し次第締め切られる。
提供主体と問い合わせ先
体験を提供するのは島根県出雲市に本社を置く一畑電車株式会社である。問い合わせは松江市産業経済部商工企画課が担当し、電話やメールで対応している。今回の取り組みは、鉄道ファンのみならず観光客にとっても貴重な体験となり、地域活性化への効果が期待されている。
