カシオ計算機株式会社は、同社が提供するアプリ「MEGURUWAY」を鳥取県で開催される地域活性化イベントに採用することを発表しました。これにより、地域の観光スポットを巡るデジタルスタンプラリーが提供され、参加者が楽しみながら地域を回遊できる取り組みが展開されます。
「MEGURUWAY」は、体験型コンテンツを楽しむことができるアプリで、これまでも東京都品川区や神奈川県海老名市など、複数の地域で回遊型イベントに採用されてきました。今回、鳥取県でも2つの大規模イベントにこのアプリが活用されることになり、地域の活性化に向けた新たな試みが進められています。
まず、2024年10月18日から若桜町で「若桜町よくばりロマン紀行」が開催されます。このイベントは、町内の3つのエリアに点在する観光スポットを巡るスタンプラリーで、参加者は蒸気機関車や蔵造りの街並み、鬼ヶ城跡などを訪れながらスタンプを集めます。集めたスタンプに応じて、町内の飲食店やお土産店で利用できる割引クーポンが提供されます。
さらに、2024年11月16日から鳥取砂丘コナン空港主催の「ツインポートフェスタ2024」では、「鳥取砂丘コナン空港×鳥取港 ツインポート謎解きウォークラリー」が実施されます。このイベントでは、空港から鳥取港を結ぶ“かにっこ空港ロード”にあるスポットを巡りながら謎解きを楽しみ、ゴール地点では鳥取県の特産品や空港のお土産が当たる抽選会に応募できる企画が用意されています。
また、鳥取砂丘コナン空港で定期的に開催されている講演会「学びのサロン」では、2024年11月15日にカシオのG-SHOCK初代モデルの開発者である伊部菊雄氏が登壇します。講演では、G-SHOCKの開発秘話や技術的な背景について語られる予定です。
カシオ計算機株式会社は、今後も「MEGURUWAY」などのアプリを通じて、地域のニーズに応じたサービスを提供し、全国各地での地域活性化に貢献していく方針です。