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鳥取県とサウジアラビア館が「砂」でつながる国際協定を締結

2025年5月8日 | ペンライト

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“砂”が結ぶ国際的なつながり

2025年の大阪・関西万博で、鳥取県は「関西パビリオン」にて、砂丘やまんが文化などをテーマにした展示「鳥取県ゾーン」を展開しています。特に注目を集めているのが、鳥取砂丘の砂を使用した体験型展示「鳥取無限砂丘」で、来場者は虫眼鏡型デバイスを使って砂の中に隠された鳥取の魅力を探す体験ができます。

ヨルダン館に続き、サウジアラビア館とも連携

鳥取県は、展示の共通点から2025年4月にヨルダン館と「サンド・アライアンス」と呼ばれる協定を締結。そして新たに、サウジアラビア王国館との間でも同様の協定を2025年5月7日に結びました。砂をテーマにした展示を通じて、出展地域間で友好関係を築くユニークな取り組みです。

協定式での交流と期待

鳥取県の平井知事と駐日サウジアラビア大使ガーズィー・ファイサル・エス・ビンザグル氏が出席した会談では、互いの展示を視察しながら協定に署名。大使は「鳥取砂丘の砂はサウジの砂と同じ感触」と語り、平井知事も「砂を通じて想定外の交流が生まれた」と喜びを表しました。記念品の交換も行われ、友好の象徴としてアロマキャンドルやぬいぐるみが贈られました。

砂を通じた文化外交の広がり

「サンド・アライアンス」は、今後も砂をテーマとした各国との協力を広げていく方針で、文化交流と観光振興の新たなかたちとして注目されています。万博の舞台を活用した“砂外交”は、国境を越えた温かなつながりを生み出しています。

関連リンク

EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト