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鳥取県が大阪・関西万博で来場20万人達成記念イベントを開催

2025年7月9日 | ペンライト

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2025年7月1日、大阪・関西万博の「関西パビリオン」内に設けられた鳥取県ゾーンにおいて、来場者20万人突破を記念するイベント「今日は一日鳥取県」が開催された。イベントでは、鳥取県の観光資源、食文化、郷土芸能、漫画文化を多角的に発信する企画が実施された。

無限砂丘と漫画家展示で鳥取の魅力を体験

鳥取県ゾーンでは、鳥取砂丘の風景を再現した体験型展示「鳥取無限砂丘」が来場者を迎え、虫眼鏡型のデバイスを使って観光地や地場産品を砂の上に映し出す演出が行われた。また、「まんが王国とっとり」として、水木しげる氏、青山剛昌氏、谷口ジロー氏など県出身の漫画家の作品や関連グッズが展示された。

ステージでは郷土芸能や朗読劇を披露

ステージイベントでは、因幡の傘踊りや高城牛追掛節、淀江さんこ節など鳥取県内の郷土芸能が披露され、観客の注目を集めた。また、『ゲゲゲの鬼太郎』を題材とした朗読劇も実施され、声優の関俊彦氏、水木秀信氏、下田麻美氏が出演した。

漫画家トークとスペシャルライブも実施

漫画評論家の夏目房之介氏によるトークイベントでは、谷口ジロー氏の代表作『遥かな町へ』の魅力や表現技法について解説が行われた。さらに、鳥取県北栄町が舞台となっている『名探偵コナン』に関連し、アーティストの倉木麻衣氏がシリーズの主題歌計9曲を披露するスペシャルライブが行われた。

観光促進へ向けたデジタル企画も展開

同日より、来場者参加型のデジタルスタンプラリー「SAND QUEST」がスタートした。会場内外に設置されたARスタンプを集めることで、鳥取県の各地を巡るきっかけを提供し、観光誘導の促進を図る取り組みとなっている。

鳥取県は、関西万博という国際的な場を通じて、地域資源の発信力を高めるとともに、観光・文化振興の機会として活用していく方針を示している。

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