鳥取砂丘近くのかき氷専門店が地元メロン使用の新商品を発売

鳥取県鳥取市の鳥取砂丘近くにあるかき氷専門店「さんかく氷」は7月10日、地元産メロンを丸ごと使用した新作かき氷「メロンプリン氷」を数量限定で発売した。販売価格は税込2,000円。店舗を運営する株式会社OMOI（本社：鳥取県鳥取市）は、今後も地元産フルーツを活かした商品展開を予定している。

糖度15度以上の地元産メロンを使用

新商品「メロンプリン氷」は、鳥取県北栄町の中原農園で栽培された高糖度の「ペルルメロン」（糖度15度以上）を丸ごと使用。メロンの果肉を器として用い、中にはかき氷とともに同店自慢の固めプリンが隠されている。ソースやトッピングにも果実の味を活かす工夫が施されている。

原価率50％超のフルーツかき氷シリーズ

今回の商品は、「いちご氷」に続く原価率50％超のフルーツかき氷シリーズ第2弾となる。いずれの商品も地元農家と連携して素材を厳選し、提供するスイーツに仕上げている。夏場の観光シーズンに向け、来店客へのインパクトと地域素材の魅力発信を両立させた商品となっている。

鳥取砂丘観光と連動した立地と販売戦略

「さんかく氷」は、同社が運営するプリン専門店「Totto PURIN」に併設された形で2021年5月に開店。鳥取砂丘入口から徒歩約50歩の場所に位置し、観光客の立ち寄り需要を見込んで営業を行っている。かき氷には自家製のプリンソースや氷を使用し、プリン専門店ならではの要素も取り入れている。

今後の展開と地域活性化への取り組み

OMOI社は今後も地域の農家や団体と連携し、季節ごとに異なるフルーツを使用した商品を展開する方針。観光資源と地元食材を組み合わせた商品開発を通じて、持続的な地域活性化と情報発信に貢献したいとしている。